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大村 涼登

お風呂の窓はいる?いらない? メリット・デメリットを解説!

ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
cototoki建築社 設計士の大村です。

新築の注文住宅を建てる際、お風呂場の窓を「窓なし」にするか「窓あり」にするか悩むことはよくあります。
昔は窓ありにされるお客様が大半でしたが、現在はなしにされるお客様も増えてきた印象です。
そこで今回はお風呂の窓なしの、それぞれのメリットとデメリットを考慮してみましょう。

 

窓なしのメリットとしては

①窓の掃除が不要になる
  窓がなくなると窓サッシや窓周りのコーキングの掃除が必要なくなります。

②防犯上の心配がなくなる
  お風呂に入るときに覗かれるなどのリスクがなくなります。また、換気の時に開けておくと空き巣に狙われる危険性も少なくなります。

③断熱性能が少し良くなる
  窓の断熱性能は昔と比べて格段に良くなりました。しかしそれでもなお、住宅における開口部の熱の流入割合はおよそ全体の70%と言われています。
  お風呂の窓は小さいので少しにはなりますが断熱性能が向上します。

④建築コストが下がる
  窓が1つなくなるということは、その分コストも下がります。特に防火地域や準防火地域などで使う窓は通常のに比べて価格が高くなるので効果は大きいです。

 

窓なしのデメリットとしては

①解放感がなくなる
  お風呂から素敵な景色が見えたら日常の入浴がワンランクアップしそうですよね。お風呂が大好きという方は窓を無くすともったいないかもしれません。

②自然光が入らなくなる
   窓なしでは日中でも照明を必要とします。基本的に夜にしか使わない方だと関係ないですね。

 

いかがだったでしょうか?
他にも気になる点ございましたらお気軽にcototoki建築社までご相談ください。