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雨の日でもできる!「対角線の窓開け」で家の中に空気の流れを

おはようございます。cototoki建築社です。

東海地方も、もうそろそろ梅雨入りですね。

梅雨の時期になると、家の中の空気がこもって、なんだかジメジメ…
でも「雨が降っているから窓を開けられない」と感じている方も多いのではないでしょうか?

実は、雨の日でも上手に換気する方法があるんです。
そのひとつが 「対角線の窓開け」 です。

■「対角線の窓開け」ってなに?

家の中で、対角線上にある2カ所の窓を少し開けるだけで、空気の通り道(風の流れ)を作ることができます。
たとえば、リビングとキッチン、あるいは玄関と奥の部屋など、家の両端にある窓を開けるイメージです。

これにより、自然な風が室内を横断するように流れ、湿気がこもりにくくなります。

■雨の日でも開けられる窓の工夫

「でも雨が吹き込んできそう…」という心配もありますよね。

そんなときは:

  • 雨除けの庇(ひさし)がある窓だけ開ける

  • サッシを1cmだけ開けて、網戸を閉める(吹き込みにくい向きなら◎)

  • 横すべり出し窓やルーバー窓を使う
     → 上下から風を取り込めて、多少の雨でも濡れにくい

無理に大きく開ける必要はありません。「ほんの少し開けるだけ」でも空気は流れます。

■より効果的に換気するコツ

  • 扇風機やサーキュレーターで風の流れをサポート

  • 高い位置と低い位置、両方から空気を出し入れすると効率的

  • 換気扇(キッチン・トイレ・浴室)も同時に使うと◎

湿気がこもると、カビやダニの原因になるだけでなく、家の構造にも悪影響を与えることがあります。
梅雨の時期でも、工夫次第でしっかり換気はできます。

「対角線の窓開け」、ぜひ今日から試してみてくださいね。