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防災の日に考える「住まいの備え」

9月1日は「防災の日」。
1923年に発生した関東大震災をきっかけに制定され、災害に対する備えを見直す大切な日です。

私たち工務店にとって「住まい」はご家族の命を守る大切な場所。
だからこそ、家づくりと防災は切り離せないテーマです。
今日は、災害時の安心につながる“住まいと暮らしの備え”をいくつかご紹介します。

🏡 住まいで考える防災の工夫

  • 耐震性能を高める
    建築基準法を満たすのは当然ですが、耐震等級3を選ぶことでより強い揺れにも耐えられます。
    リフォームの場合も、耐震診断や補強工事で安心感が大きく変わります。
  • 家具の配置や固定
    倒れやすいタンスや食器棚はL字金具や突っ張り棒で固定。
    寝室や子ども部屋には、できるだけ大きな家具を置かない工夫も有効です。
  • 停電対策
    太陽光発電や蓄電池があれば、災害時でも照明やスマホの充電が確保できます。
    カセットコンロやポータブル電源も暮らしを支える強い味方です。
  • 窓ガラスの安全性
    飛散防止フィルムを貼るだけで、割れたガラスによるケガのリスクを大きく減らせます。

✅ ご家庭でできること(チェックリスト)

  • 避難経路や避難場所を確認する
    自治体が定める指定避難所や津波避難ビルを事前にチェック。
    家族で実際に歩いてみると安心につながります。
  • 備蓄品の準備と見直し
    水は「1人1日3リットル × 家族分 × 3日分以上」が基本。
    食料はレトルトや缶詰のほか、子どもの好きなお菓子もあると心の安心になります。
    保存食は「ローリングストック」で普段から使いながら入れ替えましょう。
  • 情報手段を確保する
    手回しラジオや乾電池式ラジオ、モバイルバッテリーは必須アイテム。
    停電時も情報を得られるように準備しておきましょう。
  • 防災バッグの点検
    懐中電灯、救急セット、常備薬、マスクや衛生用品などをまとめておく。
    小さなお子さんがいるご家庭は、オムツやミルクも忘れずに。

🌱 まとめ

防災の日は「いざという時のために、家族で備えを確認する日」。
家づくりの段階でできる防災対策もあれば、暮らしの中で気軽にできる備えもたくさんあります。
ぜひ今日をきっかけに、ご家庭で「我が家の防災チェック」をしてみてくださいね。