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気づかぬうちにカビの原因に…浴室・脱衣室・洗面室の通気対策
気づかぬうちにカビの原因に…浴室・脱衣室・洗面室の通気対策
こんにちは、コトトキ建築社です。
梅雨や湿気の多い時期に気になるカビの発生。実は、お風呂まわりだけでなく、
脱衣室や洗面室も湿気がこもりやすい要注意ゾーンです。
今回は、浴室から洗面室までの水まわり空間を快適に保つための通気・換気対策をご紹介します。
■ 換気扇+自然換気のダブル対策が基本
浴室は24時間換気システムの活用が基本ですが、さらに脱衣室や洗面室にも小窓や高窓を設けることで、
湿気の滞留を防ぐことができます。
- 浴室:換気扇をタイマー式にして自動運転
- 脱衣室・洗面室:窓+排気口の設置で自然通気
- 廊下や他室との空気の通り道を意識した設計
▲ 通気と採光を両立した洗面脱衣室の一例
■ 湿気をためない収納設計のコツ
洗剤やタオルなどを収納するスペースも、湿気の影響を受けやすい場所。
カビ対策には、通気性の良い棚や建具を使うことが効果的です。
- 棚板をあえてオープンに
- 扉付き収納にはルーバー式や通気孔付きタイプを採用
- ランドリーボックスも通気性のある素材を選択
■ 動線と空間の「ゆとり」も通気には大切
浴室~脱衣~洗面スペースが一体的に狭く配置されていると、湿気がこもりやすくなります。
通気だけでなく、人の動きや広さにも余裕を持たせることで、結果的に快適で清潔な空間になります。
■ まとめ
見落としがちな脱衣室・洗面室の湿気対策も、家づくりの段階でしっかり設計しておくことが、
住まいの快適さと長寿命化につながります。
梅雨の時期だからこそ、カビが気になる前に家の通気を見直してみましょう!