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みなさん、こんにちは。
cototoki建築社の森です。
今日は木造住宅の耐震性についてお話しさせていただきます。
一般的には木造より鉄骨造・鉄筋コンクリート造の方が
耐震性に優れていると思われている方も多いのではないでしょうか。
しかし木造には地震の揺れを逃がすという特徴があるのです。
また地震の際には重い物ほど影響を受け揺れが大きくなります。
当然鉄骨造・鉄筋コンクリート造より木造の方が軽量な為、地震による揺れが小さくなります。
決して地震に弱いということはないのです。
現在は1986年に制定されたいわゆる新耐震基準がベースにあり
(震度5強程度の中規模地震で軽微な損傷、震度6〜7に達する程度の大規模地震でも倒壊は免れる)
その後、阪神大震災を受け2000年基準と呼ばれるさらに厳しい耐震基準をクリアする住宅が建てられています。
そしてもう一つ重要なのが耐震等級です。
簡単にご説明するとその建物が地震にどれだけ耐えられるか数値化したものです。
等級は1~3まであり数字が大きくなればより強いのです。
建築基準法で定められた耐震基準を満たせば等級1、その1.25倍に達すれば等級2、1.5倍で等級3となります。
ちなみに災害避難場所となる学校、消防署、警察署などは等級2以上で立てなければならず
多くは最高等級の3で建てられています。
上記の様に木造住宅は決して地震に弱いわけではありません。
耐震以外にもご不安な点があればお気軽にcototoki建築社までご相談ください。