寒波の時期は、急激な温度変化によって「ヒートショック」が発生しやすくなります。
特に高齢者や血圧が不安定な方は注意が必要です。
今回は、ヒートショックを防ぐための具体的な対策をご紹介します。
1. ヒートショックとは?
ヒートショックとは、急な温度変化によって血圧が急上昇・急降下し、
心筋梗塞や脳卒中を引き起こす現象です。特に冬場の入浴時やトイレでの発生が多いため、注意が必要です。
2. ヒートショックを防ぐための対策
① 部屋の温度差をなくす
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脱衣所や浴室を温める
- 入浴前に浴室暖房を使う
- 浴槽のフタを開けてお湯をため、湯気で浴室を温める
- 脱衣所にヒーターを設置する(安全対策を忘れずに)
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トイレの寒さ対策
- 小型ヒーターや暖房便座を活用
- ドアを少し開けて温かい空気を取り込む
② 入浴時の注意点
- お湯の温度は38~40℃に設定する
- 急にお湯につからず、かけ湯で体を慣らす
- 長湯しすぎない(10~15分程度)
- 浴槽から急に立ち上がらない
③ 生活習慣でできる予防策
- 食後すぐの入浴は避ける(血圧変動を防ぐ)
- お酒を飲んだ後の入浴は控える(血圧が低下しやすいため)
- 水分をしっかり補給する(脱水を防ぎ、血圧を安定させる)
3. ヒートショックは高齢者だけの問題じゃない!
ヒートショックは高齢者だけでなく、若い人でも起こる可能性があります。
特に、血圧が不安定な方や、冷え性の方は要注意。家族全員でしっかり対策をし、
寒い季節を安全に乗り切りましょう!
寒波の時期こそ、ヒートショック対策を万全にして、健康を守りましょう!