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今日から使える!お掃除の豆知識まとめ

こんにちは。cototoki建築社のプログをご覧いただき、ありがとうございます。

年末の大掃除に向けて、日々の掃除がぐっとラクになる“プロの豆知識”をまとめました。
普段なんとなく使っているアイテムや、何気なくしている掃除の仕方が、実は逆効果になることも…。
知っておくと、家のキレイが長持ちします。

◆1. 劇落ちくん(メラミンスポンジ)は万能ではない

白い汚れ落としスポンジとして大人気の「劇落ちくん」。
しかし実は、“汚れを削って落とす”研磨材の一種です。

そのため——
人工大理石・ホーロー・コーティング面・鏡の曇り止め加工・樹脂素材・ステンレス などは、
表面を削ってしまい、

  • ツヤが消える

  • 白く曇る

  • 汚れがつきやすくなる
    といったトラブルにつながります。

「ここにも使えるかな?」が気になったら、
目立たない場所で軽く試す のが安心です。

◆2. ステンレスシンクは“くるくる磨き”がNG

日常的に使うキッチンのシンク。
つい円を描くようにゴシゴシしてしまいがちですが、実はNG。

理由は、
ステンレスは細かい傷がつきやすく、円で磨くと傷の方向がバラバラになりムラが出るため。

プロがおすすめする方法はたった一つ。

✔ ステンレスの“目”に合わせて、一方向にまっすぐこする

縦目なら縦、横目なら横に。
これだけで仕上がりの美しさが大きく変わります。

仕上げは水分を残さないように乾拭きを。
くすみ予防にも効果的です。

◆3. 道具選びは“やわらかいもの”が基本

スポンジは固い面よりも やわらかい面 を使うのが鉄則。
研磨入りスポンジや硬い不織布は、意外と家のあちこちを傷つけます。

中性洗剤+やわらかスポンジの組み合わせが、
実は最も失敗が少なく長持ちする方法です。

◆4. 迷ったら「強くこすらない・削らない」が正解

洗剤も道具も“強いもの”は、素材への負担も強いもの。
迷ったときは
強い洗剤を使わない・強くこすらない・削らない
を基準にすると大きな失敗を防げます。

日々のお掃除がラクになるヒントとして、ぜひ取り入れてみてください。
もっと詳しく知りたい場所があれば、お気軽にご質問くださいね。