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カビ対策の基本は「湿気+汚れ」を断つこと!
梅雨になると、気になるのがカビの発生。
「気づいたらお風呂のゴムパッキンに黒い点が…」
「押入れや家具の裏にカビが…」なんて経験、ありませんか?
実はカビは、**“湿気”と“汚れ(栄養分)”**の両方が揃うことで一気に増殖します。
つまり、どちらかを断つことができれば、カビの発生はかなり防げるのです!
■ 湿気を断つ:まずは「乾かす」習慣を
カビは湿度60%以上で活発になり、70%以上で一気に繁殖します。
以下のような“水気を残さない工夫”が効果的です。
◎浴室・洗面所
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入浴後は壁や床をサッと拭くだけでも◎
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換気扇は2時間以上回す(可能なら常時ON)
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窓がある場合は窓開け+扇風機で強制換気
◎キッチン
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シンク下の収納は湿気がこもりやすいので、時々開けて風通しを
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生ゴミや油汚れはこまめに処理
◎押入れ・クローゼット
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除湿剤やスノコ、新聞紙などで湿気対策
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衣類は詰め込みすぎない、乾いた状態で収納
■ 汚れ(栄養)を断つ:カビの“エサ”を残さない!
カビは空気中のホコリ、皮脂、石けんカス、食べカスなどをエサにします。
つまり、汚れをためない=カビが育ちにくい環境になります。
◎浴室
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石けんカスやシャンプーの飛び散りをこまめに流す
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ボトルの下に水切り用のトレーを使うとヌメリ防止に
◎窓のゴムパッキンやサッシ
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結露の水滴をそのままにしない
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定期的にアルコールやカビ取り剤で拭くのがおすすめ
■ カビが発生してしまったら?
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軽いカビなら、アルコールスプレーで拭き取り
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頑固なカビは、市販のカビ取り剤 or プロに相談
※ただし、木材やクロスなどは素材を傷めないよう注意が必要です。
■ まとめ
カビは「湿気」と「汚れ」という2つの条件が揃って初めて繁殖します。
逆にいえば、どちらかを断つことで、かなりの確率で防ぐことができるのです。
ちょっとした毎日の習慣が、住まいを清潔で快適に保ってくれます。
「カビの季節が来る前に」— ぜひできることから始めてみてくださいね!