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ひな祭りの由来と日本の住文化との関係
こんにちは!ひな祭りですね🌸
ひな祭りといえば、ひな人形を飾ったり、ちらし寿司を食べたりと、華やかで楽しいイベント。
でも、そもそもひな祭りってどういう由来があるのか知っていますか?
今日はひな祭りの歴史と、日本の住まいとの関係について、気軽にお話ししていきます😊
ひな祭り(桃の節句)は、毎年3月3日に行われる、日本の伝統行事です。
女の子の健やかな成長と幸せを願い、ひな人形を飾ったり、ひなあられやちらし寿司を食べてお祝いする風習があります。
この行事の起源は平安時代にさかのぼります。当時、貴族の間では「流し雛(ながしびな)」という風習がありました。
「流し雛」とは、紙や草で作った人形(ひとがた)に、自分の厄を移して川に流すことで、災いを遠ざける儀式です。
今でも一部の地域では、ひな人形を川や海に流す行事が残っていますよね。
その後、江戸時代に入ると「人形を飾る文化」へと変化し、現在のような段飾りのひな人形が広まっていきました。
昔の日本の家には、ひな人形を飾るのにぴったりな和室や床の間がありました。
「床の間(とこのま)」は、掛け軸や花を飾るための格式ある空間で、昔はお客様をもてなす大切な場所でした。
ひな人形も、そんな特別な場所に飾られることが多かったんですね。
また、昔は広い和室が当たり前だったので、大きな段飾りをゆったりと飾ることができました。
祖母や母から受け継いだひな人形を、毎年大切に飾る家庭も多かったんです。
ところが、現代の住宅事情は少し違います。
最近の家は、和室がない or コンパクトな間取りが主流で、床の間がない家も増えており、
大きなひな人形を飾るスペースが確保しにくくなっています。
このような背景から、最近では小さめのひな人形や収納型の飾り台が人気になっています。
でも、工夫次第でひな祭りの雰囲気をしっかり楽しめますよ!
例えば、リビングの一角に飾り棚を設ける、玄関やカウンターの上にコンパクトなひな飾りを置く、
リビングの一角に畳コーナーを作るなど、現代の住宅に合った飾り方があります。
最近は、シンプルでおしゃれなデザインのひな飾りも増えているので、インテリアの一部として楽しむのもアリですね✨
ひな祭りは、昔から大切にされてきた日本の伝統行事。
かつては広い和室や床の間に飾られていましたが、今の住宅事情に合わせた飾り方もたくさんあります。
スペースが限られていても、小さなひな人形やおしゃれな飾り棚を活用して、ひな祭りを楽しんでみませんか?😊
ぜひ、皆さんのご家庭でもひな祭りを取り入れてみてくださいね🌸