みなさん、こんにちは。 cototoki建築社の森です。

今回はタイトルにもある通り耐震、制震、免振の違いについてご説明します。

耐震は建物自体を頑丈にし、地震で揺れても倒壊しないようにすることを目的とし、

耐力壁と呼ばれる強固な壁を設置し地震が起きても避難できる時間を稼ぐという考え方です。

メリット

・地盤や立地を選ばず施工可能

・工事が簡単 ・低価格である

デメリット

・揺れに応じてダメージが残る

制振・制震はダンパー等の装置を設置し建物に伝わる地震の揺れを吸収しながら

揺れを小さくして建物へのダメージを減らす目的です。

メリット

・強さを補強できる

・揺れを吸収できる

・耐震補強してある住宅に取り付け可能

デメリット

・間取りに制限が出る場合がある

・耐震に比べ費用がかかる

免振は基礎と建物の間にローラー等の免振装置を設置し

地面と建物を切り離し揺れを伝えないようにするのが目的です。

メリット

・地震の揺れを大幅に軽減し建物に伝えない

・家具の転倒、内装のダメージも軽減

デメリット

・台風などの強風で揺れることも

・設置、維持管理に大きなコストがかかる

というような違い、メリット、デメリットがあります。

建築をお考えの際には参考にしていただければと思います。

また耐震以外にもご不安なことはあると思いますので お気軽にcototoki建築社にご相談ください。