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ブログをご覧の皆様、こんにちは。
cototoki建築社の大坪です。 本日は構造計算についてお話します。
少し難しい分野になりますので、表面的な部分だけでもお話できたらと思います。
木造住宅の構造安全性を確認する方法として、
「構造計算(許容応力度計算)」、 「性能表示制度(耐震等級設計)」、「仕様規定」の3通りあります。
「構造計算(許容応力度計算)」は建築基準法で定められている計算方法で、
木造建築物であれば… ・3階建て以上 ・階数に関わらず延べ床面積が500㎡超え ・軒高が9m超え又は最高高さが13m超え
上記のうち、いずれかに該当する規模である場合に構造計算が必要になります。
※今年から2年以内に法改正により延べ床面積が300㎡超え、最高高さが16m超えに変わります。
「性能表示制度(耐震等級設計)」は住宅品質確保促進法で定められており、 性能表示住宅や長期優良住宅の安全性確認方法です。
耐震等級設計では、建築基準法で定められている耐震性能を1とし、 1.25倍の耐震性能を「耐震等級2」、
1.5倍の耐震性能を「耐震等級3」と定めています。
「仕様規定」は、上記の規模に満たない小規模な木造建築物に求められる建築基準法の規定で、
計算方法は「壁量計算」、「四分割法」、「N値計算」などが挙げられます。
cototoki建築社では、在来軸組工法に構造用耐力面材を施工し、ツーバイフォー工法の強度を併せ持つ「ハイブリッド工法」を採用し、
全棟「構造計算(許容応力度計算)」を実施することで高い耐震性を実現しています。
ざっくりではありますが、構造計算の概要はこんな感じです…
家づくりについて、分からない事がございましたら お気軽にcototoki建築社までご相談下さい。