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ブログをご覧の皆様こんにちは。
cototoki建築社の黒坂です。
注文住宅と建売住宅という言葉は知っていても、それぞれの具体的な違いについてよくわからないという人がほとんどです。
注文住宅は自由度が高いことが広く知られていますが、実はメリットだけでなくデメリットもあるのです。
前後編に分けて後編はデメリットをお伝えさせていただきます。
注文住宅のデメリットとは?
メリットが豊富な注文住宅にも、いくつかのデメリットがあります。まず、入居までの期間が長いことです。
建売住宅は、建物が完成しているためすぐ入居できる場合が多いです。
対して、相談事項が多い注文住宅は、初期面談から設計契約まで1~2カ月もの期間がかかることもよくあります。
設計契約後に間取りを確定し仕様の打合せをしてから、建物を着工していきます。そのため、当然完成までにも時間がかかるのです。
加えて、土地探しから始めるような場合であれば、なかなか気に入った土地が見つからず、
半年経ってもまだ家づくりに取り掛かれないというケースも見受けられます。
また、土地の取得やそれに伴う費用の支払いなど、契約までの工程が複雑で手間と時間がかかる点も、注文住宅のデメリットです。
資金計画でやることが多過ぎると、それをわずらわしいと感じてしまう人もいるでしょう。
さらに、完成した住宅を見て契約ができる建売住宅とは異なり、注文住宅は完成をイメージしづらいといわれています。
パースを作ってもらえる場合は、それを見ながら自分が住んでいる姿をイメージしてみるとよいでしょう。
続いて、注文住宅を建てる場合は要望がどんどん増えていくケースも多いため、予算をオーバーする場合もあります。
そもそも徹底的にコストカットされている建売住宅よりも注文住宅の方が費用が掛かる場合がほとんどです。
「譲れないポイントは何か」ということに焦点をあて、毎月のローンの支払いを考慮しながら計画を立てましょう。
また、予想していた以上の諸経費がかかるケースもあります。
具体的には、各種登記費用や融資に関する費用、上下水道引き込み費用、地盤改良、外構費用などで、これらは増減の可能性があるものです。そのため、資金にはある程度の余裕を持っておくと良いでしょう。
建築会社に相談するのも解決する手段であるかと思います。
以上が注文住宅のデメリットであると考えます。
購入資金や住みたい時期等考慮して比較検討していただけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。