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ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
cototoki建築社 設計士の大村です。
本日は屋根材についてお話させていただきます。
屋根材の選択は、建物の外観や地域によっての気候条件によって変わります。
また、屋根材に求められるものは一般的に耐久性、保温性、防水性、耐風性、施工性、メンテナンス性、価格などが大事とされています。
今回はそんな屋根材をメリットデメリット合わせてご紹介させていただきます。
1.スレート屋根
価格が安く、色やデザインが豊富です。瓦屋根に比べると軽く、耐震性も高いです。
ただ、スレートの耐用年数は15~20年と他の屋根材に比べ耐久性が低く、
ひび割れや反りなどの劣化が起こりやすいところがデメリットです。
また、表面を保護するために定期的な塗装のメンテナンスが必要です。
2.ガルバニウム鋼板
ガルバリウム鋼板とはガルバリウムと呼ばれる合金でメッキされた鉄の屋根材です。
錆びに強いといった特徴があります。そのため、耐久性が高い屋根材です。
また、断熱性が高く、温度の変化による割れの心配はほぼありません。
薄くて軽量で優れた性質である一方、薄いからこそ傷つきやすく、凹みやすいといったデメリットもあります。
近年は更に耐久性・性能がアップした次世代ガルバニウム鋼板『SGL』も開発されています。
3.陶器瓦
耐用年数が非常に高く耐久性が高い屋根材です。
ただし、屋根が重く建物をより高い強度にしなければなりません。
同じ瓦でもセメント瓦は安価というメリットがありますが割れやすく注意が必要です。
いかがだったでしょうか?お家づくりの参考になれば幸いです。
他にもご不安な点が気になる点ございましたらお気軽にcototoki建築社までご相談ください。